私は、高齢者施設に12年ほど、介護福祉士として勤めております。
日々の仕事は色々ありますが、今回はレク活動について紹介していきます。レク活動は活動量や、活気が上がる効果もあり、大事な活動の一つです。(効果はその他にも、もっとあります)
レク活動の内容はたくさんありますが、今回は朝のレク活動について書いていきます
私がいる通所では、体操を午前11時ごろから30分〜40分やるのが日課です。
朝のレク活動の流れ
施設によって、時間や内容が違うかもしれませんが、私が実際にやっているレクを紹介していきます。
あいさつ〜日にちの確認
元気に朝のあいさつから始め、日にち(西暦○○年、令和〇年、○月、○日、○曜日)の確認もしていきます。
沖縄では旧暦も確認します。そして、時期にあった行事や、ニュースを報告していきます。
「○月○日 何の日?」で検索して出てくる伝えやすいものを紹介してもいいかと思います。
台風などの天気状況もよくお伝えしています。
リハビリ体操&ラジオ体操第一
CDを流してできる体操を1曲〜2曲ほどこなします。
転倒予防体操の1例
①かかとを床につけて、つま先の上げ下げ×10回
②つま先を床につけて、かかとの上げ下げ×10回
③片足づつ膝のばし(右)×10秒
④片足づつ膝伸ばし(左)×10秒
⑤両足を同時に膝のばし×5秒
口腔体操の1例
①ほっぺたを膨らまして、凹ませる×5回
②舌を右に寄せる→左に寄せる→口の中で1周させる
③ぱ・た・か・ら
パタ×3回 パカ×3回 パラ×3回
タカ×3回 タラ×3回 カラ×3回
パタカ×3回 パタカラ×5回
※誤嚥性肺炎予防に役立ちます。
その他の体操の1例
「うさぎとかめ」を歌いながら、手拍子、足踏みをします。
「桃太郎」「金太郎」の歌も同じく、手拍子、足踏みに合わせてできるので、同じものばかりにならないように、行ってます。
歌い出すと、口をつくように自然と、利用者さんも歌ってくれることが多いです。
童謡だと、子供っぽいと嫌がる方もいると思うので、
童謡の短さでないと、息が続かないので、うさぎとかめの歌で、手拍子、足踏みを一緒にお願いします。
などと言って、進めたりしています。
まとめ
今回の体操は、レクを任せられたばかりな方、人前に出るのが苦手な方の少しでも参考になればと思って、例をあげさせてもらいました。
慣れてない時は、緊張します。でも、やること、順序を決めていたら、テンポも良くなって、やりやすくなります。
CDや、パソコンで予め音源を集めておいて、その歌や曲に合わせた体操をしたりすると、しゃべるプレッシャーが少し減ると思います。
私は、笑いをとることはできませんが、元気に体操をしていると自然に、笑ってくれる利用者様もいらっしゃいます。
私がレク担当になった時は、一緒に楽しめるレクができたらいいなと思って、取り組んでおります。
1週間連続でレク担当になった時には、さすがにネタ切れしましたが、、、それでも図書館の本などで、新たな体操や歌などを探して乗り切りました。